出張版!まいぷれ米沢
伝統をつなげる・・・
2019年8月1日(木)に米沢市愛宕・羽山両神社例大祭の前夜祭「愛宕の火祭り」が開催されました。
愛宕神社には火の神をまっているそうで、江戸中期に米沢盆地に全く雨が降らず、お米の収穫などができないほどだったとき、上杉鷹山は愛宕山に登り雨乞いをしました。
雷を呼ぶために火の神に祈ったそうです。
その伝統が、いまだに受け継がれて、愛宕の火祭りが行われています。
松が岬神社で彩火した神聖な火をわけあって、市中心部から地蔵園まで運ぶたいまつ行列には、市内の小学生、町内会の役員ら約300人が参加しました。
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おやまははんじょお お山は繁盛
しんたいけんご 身体堅固
ろっこんしょおじょ 六根清浄
わっしょい わっしょい
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この掛け声を響かせながら、3キロ近い道なりを歩きつづける大行列があります。
また、行列が行われているころ、山頂の愛宕神社に向かってお神輿が担がれます。
夜道をひたすらお神輿を担いで登る姿はとてもたくましく見えました。
7月30日~8月1日までがご利益が一番あるとされています。
地蔵園では小学生の巫女さんが踊りを披露したり、米沢市で活躍している「よねざわ市民ミュージカル伝国座」の子たちが演目を披露してくれました。
身体の健康と、恵の雨による豊作を願って今年も地元の若者と子供達が火祭りを盛り上げてくれました。
来年も楽しみです。